ガイド · 淹れ方

淹れ方温度チャート

日本人には当たり前の温度・時間。でも海外では「なぜ沸騰したお湯でダメなのか」から説明する必要があります。海外読者に送れる形で1ページにまとめました。

温度・時間・茶葉量の早見表

茶種湯温時間茶葉量 / 100 ml再抽出
玉露50 °C / 122 °F2 分3 g2–3
煎茶(上級)70 °C / 158 °F60–90 秒2 g2
煎茶(普通)80 °C / 176 °F45–60 秒2 g2
深蒸し煎茶80 °C / 176 °F30 秒2 g2
番茶90 °C / 194 °F30 秒2 g1–2
ほうじ茶95 °C / 203 °F30 秒3 g1–2
玄米茶90 °C / 194 °F30 秒3 g1
茎茶 / 芽茶75 °C / 167 °F45 秒2.5 g2
和紅茶95 °C / 203 °F2–3 分2.5 g1
抹茶(薄茶)80 °C / 176 °F20 秒(攪拌)2 g / 70 ml

※ 摂氏・華氏併記は海外読者向けに必要。米国読者はほぼ全員 Fahrenheit で考えます。

海外読者にまず伝える3点

1. 沸騰したお湯で淹れない。 英語圏で日本茶が「苦い」と言われる最大の原因。catechin(渋味)が先に出て amino acid(旨味)が後から出る、の順序を強調する。
2. 急須に水を残さない。 一滴まで注ぎきる。残った水分で茶葉が二回目以降の抽出時に過剰になる。
3. 2–3回淹れる。 海外では one-and-done の感覚。二煎目・三煎目のほうが美味しい場合もある、を説明。

温度計なしで50度にする方法

海外読者の家庭には温度計がないことが多い。英語版・仏語版・独語版では共通して以下の手順を紹介しています:

  1. 沸騰したお湯を湯呑みに移す(→ 約 90 °C)
  2. 30秒待って、別の湯呑みに移す(→ 約 80 °C)
  3. もう1回繰り返す(→ 約 70 °C)
  4. 玉露用なら、さらに湯冷まし(→ 約 50 °C)

移し替え1回につき約 10 °C 下がる、は経験則ですが海外読者には「rough rule of thumb」として受け入れられやすい。

海外読者からよく来る質問

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