海外での立ち位置
英語圏のティーラバーに「Japanese green tea」と聞くと、99%が matcha をイメージします。sencha の存在を知っている人は、日本茶に相当踏み込んでいる層。つまり煎茶は、海外向けには「新しく紹介すべきカテゴリ」です。
この事実が Nihoncha Guide の出発点です。英語版では、煎茶を Japan's everyday green tea — the 75% of Japanese tea production nobody outside Japan has heard of と紹介しています。
英語圏でよくある誤解
- 「Matcha の薄いバージョン」 — 製法も飲み方も別物。抹茶は挽いた粉、煎茶は浸出。
- 「苦い・青臭い」 — 熱湯で長く浸したことが原因であることが大半。英語版では「70–80 °C、60秒、1滴まで出し切る」を繰り返し強調しています。
- 「ブランドが Ippodo しかない」 — 英語圏に情報があるのが Ippodo だけなので、こう思われています。Kaneroku Matsumoto や D-matcha などの新世代生産者を紹介することで、この認識を変えたい。
伝えるときの骨子
英語版・仏語版・独語版で共通する構成:
- 生産量で日本茶の75%、普通の家庭で飲まれている — スケール感の提示
- 太陽光下で育てた茶葉を蒸して針状に揉む — matcha との対比
- 浅蒸し(asamushi)と深蒸し(fukamushi)の違い
- 正しい淹れ方(温度・時間)
- 産地別の個性 — 静岡、宇治、鹿児島(知覧)
- ブランド推薦(老舗3、新世代3)
海外発送対応の推薦ブランド
一保堂茶舗(Ippodo)京都の老舗。英語ECが整備されており海外知名度も最大級。
Kaneroku Matsumoto Tea Farm静岡の小規模生産者。単一品種の煎茶で海外に熱烈なファン。
D-matcha(和束町)宇治・和束の新世代。英語サイト・海外発送両対応。
Tokyo Saryo(三軒茶屋)ドリップバッグ形式の単一品種煎茶。海外ギフト需要と相性が良い。